映画を早送りで観るお客さん?

酒井です。

去年から本がめっちゃ「読めるように
なった」んですが、その秘密、知りたい?

、、、という秘密はまた別の機会に
ご案内するとして笑、今日のトピックは
昨日読み終わったばかりの本のタイトルから
もじって書いています。

本のタイトルは
「映画を早送りで観る人たち」です。

いや~、良かったな、この本。

タイトルだけで「え〜?信じられん!」
といった反発、違和感を持つ方も多そう。
特に映画好きを自認するようなら。

逆に「え?普通にやるけど?何が悪いの?」
と思う方もいるかもしれません。

Amazonの紹介文を記載しておきます。

なぜ映画や映像を早送り再生しながら
観る人がいるのか――。なんのために?
それで作品を味わったといえるのか?

著者の大きな違和感と疑問から始まった
取材は、やがてそうせざるを得ない切実さが
この社会を覆っているという事実に突き当たる。

一体何がそうした視聴スタイルを生んだのか?
いま映像や出版コンテンツはどのように
受容されているのか?あまりに巨大すぎる
消費社会の実態をあぶり出す意欲作。

印象に残ったキーワードを抜粋します。

「手っ取り早く答えを知りたい」
「間違えたくない、損したくない」
「無駄を極度に恐れる」
「映画を観てモヤモヤなんてしたくない」
「わかりやすくないとウケない」
「説明されてない背景なんて考えたくない」
「わかんなかった(だから、つまらない)」
「お楽しみは後に取っておくでは観てくれない」
「ストーリーや結末を調べてから観るか決める」
「ネタバレよりも損をしない安心感が大事」
「想定外はストレス」
「1秒でも早く“答え”にたどり着きたい」
「感情を節約したい」

、、、。

補足しておきますが、この本の著者も、
こういう主張や考え方、世代、感覚を
嘆かわしい、ダメだ、と切り捨てている
わけではありません。こういう感覚が
主流になっていくのは止められない、
であれば作り手側もその事実を認めて
いくことを考えていかねば
ならないんじゃないか、と書いています。

本書から一部を抜粋します。

つまるところ倍速視聴は、時代の必然とでも呼ぶべきものだった。
人々の欲求がインターネットをはじめとした技術を進化させ、
技術進化が人々の生活様式を変化させる。
その途上で生まれた倍速視聴・10秒飛ばしという習慣は、
「なるべく少ない原資で利潤を最大化する」ことが
推奨される資本主義経済下において、
ほぼ絶対正義たりうる条件を満たしていたからだ。
本書序章の最後で筆者は、
「同意はできないかもしれないが、納得はしたい。理解はしたい」と記した。
たしかに、多くの人が倍速視聴せざるをえない背景には納得した。
倍速視聴がどのようにして必然を獲得したかも理解した。
ただ、それでもやはり思うのだ。

稲田 豊史. 映画を早送りで観る人たち
~ファスト映画・ネタバレコンテンツ消費の現在形~
(Japanese Edition) (p.291). Kindle 版.

「それでもやはり思うのだ」の後に続く
言葉はご自身で読んでいただければ。

 

さて、今日の話は何の話?

僕はこの本を読みながら
「お客さん」のことを考えていました。

僕らがサポート対象としている
「一人型経営者」は、

「手っ取り早く答えを知りたい」
「間違えたくない、損したくない」
「無駄を極度に恐れる」
「映画を観てモヤモヤなんてしたくない」
「わかりやすくないとウケない」
「説明されてない背景なんて考えたくない」
「わかんなかった(だから、つまらない)」
「お楽しみは後に取っておくでは観てくれない」
「ストーリーや結末を調べてから観るか決める」
「ネタバレよりも損をしない安心感が大事」
「想定外はストレス」
「1秒でも早く“答え”にたどり着きたい」
「感情を節約したい」

ではない方々、だと思いたい、少なくとも
「理想のお客様(ペルソナ)」
イメージではない、が、、、

 

さて、あなたのお客さんはどんな感覚、
どんな価値観を持っているでしょうか。

あなたの感覚が変わってないだけで、
実はとっくに変化している、
そんな可能性もあるかもしれません。

 

エスコート
酒井

P.S.
実は僕自身、、、
すべての映画ではありませんが
早送りで観たこともあるし、
ジムのランニングマシンで走りながら
たくさんの映画を「消費」しています。

だから「こんな人はペルソナじゃない」
ってわけでもない、んですよねぇ、、、笑

にしても読書がめっちゃ楽しくなりました。
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